ワードパッドのヘルプ

ワードパッドについて
文字列の選択と編集
文字列の書式設定
表示の変更
アウトライン ビューの操作
記号または特殊文字の挿入
ドキュメントの印刷
ドキュメントのパスワードの設定
ドキュメントの変換
キーボード ショートカット
キーワード


ワードパッドについて

ワードパッドを使うと、Microsoft Word と同じようにドキュメントやテンプレートを作成したり、編集したりすることができます。また、PC の Word と同じように、文字列の書式をすばやく設定するためのボタンやメニュー コマンドも用意されています。ドキュメントを標準ビューまたはアウトライン ビューで表示しながら編集作業を行うことができます。

通常、ワードパッドのドキュメントは .pwd という拡張子のファイルに保存されますが、.rtf や .doc など、ほかの形式でドキュメントを保存することもできます。

ワードパッドのドキュメントを Word 95 形式で保存する場合、ドキュメントの言語を識別するためのマークが付けられます。ドキュメントの言語は、次の規則により決定されます。言語を示すマークがドキュメントに既に付いている場合は、その言語のマークが付けられます。言語を示すマークがドキュメントに付いていない場合は、日本語のマークが付けられます。

関連項目
文字列の選択と編集


文字列の選択と編集 文字列の選択
文字列の検索
文字列の置換
文字列の移動、コピー、および削除


文字列の選択
選択する対象 操作
文字列 スタイラスまたはポインティング デバイスで文字の上をドラッグします。
単語 目的の単語をダブルタップまたはダブルクリックします。
段落 目的の段落をトリプルタップまたはトリプルクリックします。
ドキュメント全体 [編集] メニューの [すべて選択] を選択します。
図形 目的の図形をタップまたはクリックします。



文字列の検索
  1. ドキュメントの一部を検索対象にして文字列を検索するには、目的の範囲を選択します。
    範囲を選択しない場合は、ドキュメント全体が検索されます。
  2. [編集] メニューの [検索] を選択します。
  3. 検索する文字列を入力します。
    段落記号を指定する場合は「^p」と入力します。タブ記号を指定する場合は「^t」と入力します。
  4. 目的のオプションを選択します。
  5. [次を検索] を選択します。
  6. 条件に一致する次の候補を検索するには、[編集] メニューの [次を検索] を選択します。
関連項目
文字列の置換


文字列の置換
  1. ドキュメントの一部を検索対象にして文字列を置換するには、目的の範囲を選択します。
    範囲を選択しない場合は、ドキュメント全体が検索されます。
  2. [編集] メニューの [置換] を選択します。
  3. 検索する文字列と置換する文字列を入力します。
    段落記号を指定する場合は「^p」と入力します。タブ記号を指定する場合は「^t」と入力します。
  4. 目的のオプションを選択します。
  5. [次を検索] を選択します。
  6. [検索/置換] ツール バーの適切なボタンを選択します。
関連項目
文字列の検索
文字列の選択


文字列の移動、コピー、および削除
  1. 移動、コピー、または削除する文字列を選択します。
  2. 文字列を移動または削除するには、ツール バーの [切り取り] を選択します。
    文字列をコピーするには、ツール バーの [コピー] を選択します。
  3. 情報を貼り付けるには、目的の位置に挿入ポイントを移動し、ツール バーの [貼り付け] を選択します。
メモ 関連項目
文字列の選択


文字列の書式設定 箇条書きの作成
既定のフォントの設定
フォントの変更
文字書式の変更
段落の配置の変更
インデントの設定
タブの設定


箇条書きの作成
  1. ツール バーの [書式] メニューの [段落] を選択します。そして段落ダイアログ ボックスの [箇条書き] または [段落番号] を選択します。
  2. 1 つ目の項目を入力します。
  3. Enter キーを押し、次の項目を入力します。必要に応じてこの手順を繰り返します。
  4. すべての項目を入力したら、[箇条書き] または [段落番号] をもう一度選択します。

メモ 段落番号の書式を変更するには、[書式] メニューの [段落] を選択して、[書式] ボックスで目的の書式を選択します。あいうえお順やいろは順の段落番号も指定できます。

関連項目
文字列の選択


既定のフォントの設定
  1. [書式] メニューの [フォント] を選択します。
  2. 目的のフォントを選択します。
  3. [既定値として設定] を選択します。
  4. 今後作成するドキュメントで選択したフォントが使われることを確認するダイアログ ボックスで [はい] を選択します。
メモ 選択した文字列に既定のフォントと書体を設定するには、[既定値の適用] を選択します。 関連項目
フォントの変更
文字列の選択


フォントの変更
  1. 変更する文字列を選択します。
    ドキュメント全体を選択するには、[編集] メニューの [すべて選択] を選択します。
  2. ツール バーの [書式] メニューの [フォント] ボックスから目的のフォントを選択します。
  3. ツール バーの [フォント サイズ] ボックスから目的のフォント サイズを選択します。
関連項目
文字列の選択
既定のフォントの設定


文字書式の変更
  1. 変更する文字列を選択します。
  2. ツール バーの [太字]、[斜体]、または [下線] を選択します。
  3. 色を変更するには、[書式] メニューの [フォント] を選択し、[色] ボックスで目的の色を選択します。
関連項目
文字列の選択


段落の配置の変更
  1. 配置を変更する段落を選択します。
  2. ツール バーの [書式] メニューの [段落] を選択し、[左揃え]、[中央揃え]、または [右揃え] を選択します。
関連項目
文字列の選択


インデントの設定
  1. インデントを設定する段落を選択します。
  2. [書式] メニューの [段落] を選択します。
  3. 必要に応じてインデントの設定を調整します。
関連項目
段落の配置の変更
文字列の選択


タブの設定
  1. タブを設定する段落を選択します。
  2. [書式] メニューの [タブ] を選択します。
  3. 必要に応じてタブの設定を調整します。
関連項目
インデントの設定


表示の変更

文字列の折り返し
ドキュメントの全画面表示
スクロール バーの表示と非表示
拡大と縮小


文字列の折り返し

ドキュメントの全画面表示

スクロール バーの表示と非表示

拡大と縮小 メモ [カスタム表示] を選択した場合は、目的の倍率を入力し、[OK] を選択します。

アウトライン ビューの操作

標準ビューとアウトライン ビューの切り替え
アウトラインのレベルの変更と割り当て


標準ビューとアウトライン ビューの切り替え 関連項目
アウトラインのレベルの変更と割り当て


アウトラインのレベルの変更と割り当て

  1. [表示] メニューの [アウトライン] を選択します。
  2. ツール バーの適切なボタンを選択します。
関連項目
標準ビューとアウトライン ビューの切り替え


記号または特殊文字の挿入
  1. 記号または特殊文字を挿入する位置に挿入ポイントを移動します。
  2. [ツール] メニューの [記号と特殊文字] を選択します。
  3. 目的の文字を選択し、[挿入] を選択します。
ヒント

ドキュメントの印刷
  1. [ファイル] メニューの [印刷] を選択します。
  2. 目的の印刷オプションを選択します。
ヒント

ドキュメントのパスワードの設定
  1. [ファイル] メニューの [パスワード] を選択します。
  2. 両方のボックスに同じパスワードを入力します。
  3. パスワードを保存するには、[ファイル] メニューの [上書き保存] を選択してドキュメントを保存する必要があります。


ドキュメントの変換 ドキュメントの変換の概要
Word ファイルの変換によるデータへの影響


ドキュメントの変換の概要

モバイル デバイスに電子メール プログラムがインストールされている場合、受信したメッセージにバージョン 6.0 以降の Word で作成されたドキュメントまたはテンプレートが添付されていると、ワードパッドによってファイルが変換され、モバイル デバイスに保存されます。ドキュメントを表示するには、電子メール プログラムで添付ファイルを開くか、ワードパッドでファイルを開きます。

ファイルを変換すると、いくつかのファイル属性が変更または削除されることがあります。設定やデータが失われないようにするには、内容を表示した後にファイルを閉じるだけにし、モバイル デバイスでファイルを上書き保存しないようにします。ファイルを保存したい場合は、別のファイル名を付けて保存するようにします。

モバイル デバイスのファイル変換については、関連項目を参照してください。

関連項目
Word ファイルの変換によるデータへの影響


Word ファイルの変換によるデータへの影響
書式設定

目次
索引

OLE オブジェクト
修正記録、注釈、コメント


書式設定

罫線と網かけ
ワードパッドでは、罫線と網かけは表示されませんが、設定は保持されているため、Word 文書に変換し直すと元に戻ります。表で使用されている網かけは元に戻りません。通常の線は元に戻ります。

文字の書式設定
太字、斜体、上付き、下付き、隠し文字、および取り消し線は保持され、表示されます。これ以外の属性は変更または削除されます。


色は保持され、モバイル デバイスで使用できる色で表示されます。

フォントとフォント サイズ
モバイル デバイスでサポートされないフォントは、ワードパッドで使用できる最も近いフォントで表示されます。

ページ設定
ヘッダー、フッター、脚注、段組み、ページ設定の情報、およびスタイル シートは、ワードパッドへの変換時に削除されます。また、ワードパッドでは組み込みの見出しがサポートされます。

段落の書式設定
タブ、配置、インデント、通常の箇条書きと段落番号、および段落間隔は正しく表示されます。




図は変換時に削除されます。



目次

目次の文字列と書式の一部は保持されます。ただし、右揃えのタブ位置が設定された文字列はすべて次の行に折り返されます。



索引

索引の文字列と書式の一部は保持されます。




タブで区切られた文字列として表示されます。折り返し文字列、タブ、段落記号などを含むセルは読みにくくなります。通常の表は正しく表示され、ワードパッドファイルから Word 文書に変換し直すと再び表として表示されます。



OLE オブジェクト

OLE オブジェクトは変換時に削除されます。



修正記録、注釈、コメント

修正記録は、表示されますが変更できません。注釈とコメントは、変換時に削除されます。



キーボード ショートカット
目的の操作 キー操作
選択した文字列を太字に Ctrl + B
選択した文字列を斜体に Ctrl + I
選択した文字列を下線付きに Ctrl + U
段落を左寄せに Ctrl + L
段落を中央合せに Ctrl + E
段落を右寄せに Ctrl + R
段落を箇条書きに Ctrl + Shift + L
段落を段落番号付きの箇条書きに Ctrl + Shift + J
インデントを増やす Ctrl + M
インデントを減らす Ctrl + Shift + M
ぶら下げインデントを増やす Ctrl + T
ぶら下げインデントを減らす Ctrl + Shift + T
拡大表示 Alt + Z
縮小表示 Alt + Shift + Z
1 つ上の段落に移動 Ctrl + ↑
1 つ下の段落に移動 Ctrl + ↓
現在の画面の上端に移動 Ctrl + Alt + PageUp
現在の画面の下端に移動 Ctrl + Alt + PageDown
[フォント名] ダイアログ ボックスの表示 Ctrl + Shift + F
フォント サイズを増やす Ctrl + Shift + >
フォント サイズを減らす Ctrl + Shift + <
文字書式の解除 Ctrl + Shift + Z
段落書式の解除 Ctrl + Q
アウトライン ビューでレベル n までの見出しをすべて表示 Alt + Shift + n (n は見出しレベルの数字)
アウトライン ビューですべての見出しと文字列を表示 Alt + Shift + A
アウトライン ビューで段落を上下に移動 Ctrl + Shift + { および Ctrl + Shift + }



キーワード .pwd
.pwt
[ウィンドウ幅に合わせる] コマンド
[コピー] コマンド
[ズーム] コマンド
[移動] コマンド
[色] コマンド
[下線] コマンド
[検索] コマンド
[削除] コマンド
[斜体] コマンド
[置換] コマンド
[太字] コマンド
Word 95 形式
あいうえお順
アウトライン, レベルの変更
アウトライン表示
いろは順
スクロール バー
タブ
ドキュメント, 変換
パスワードによる保護
ファイルの種類
フォント, 色
フォント, 下線
フォント, 既定
フォント, 斜体
フォント, 書式設定
フォント, 太字
フォント, 変更
印刷
箇条書き
記号/特殊文字, 挿入
言語
垂直スクロール バー
水平スクロール バー
全画面表示
選択, 文字列
段落, インデント
段落, 配置
段落番号
中央揃え
配置, 段落
左揃え
標準表示
右揃え
文字列, ウィンドウ幅に合わせる
文字列, コピー
文字列, 移動
文字列, 検索
文字列, 削除
文字列, 選択
文字列, 置換
変換, Word の OLE オブジェクト
変換, Word のコメント
変換, Word のフォント
変換, Word の網かけ
変換, Word の色
変換, Word の罫線
変換, Word の索引
変換, Word の修正記録
変換, Word の書式設定
変換, Word の図
変換, Word の注釈
変換, Word の表
変換, Word の目次
変換, 概要